uSimmics(旧QucsStudio)の回路エディター基本操作ガイド【2026年版】

基本操作

uSimmics(旧QucsStudio)は、高度な回路シミュレーションを可能にするソフトウェアです。回路エディターを効率よく使いこなすには、マウス操作・キーボードショートカット・各モードの使い分けを理解することが重要です。

本記事では、uSimmics(旧QucsStudio)の回路エディターで使用できる操作をモード別・機能別に一覧化し、実際の作業効率を高めるためのポイントも解説します。


この記事でわかること

  • uSimmics(旧QucsStudio)回路エディターの各操作モードの概要
  • マウス操作(クリック・ホイール・右クリック)の使い方
  • キーボードショートカットの一覧
  • コンテンツタブでのファイル管理操作
  • 効率的な回路図作成のための実践的なヒント

一般操作

操作 説明
マウスホイール 回路エディターの画面を垂直にスクロール
Shift + マウスホイール 水平方向にスクロール。コンポーネントの移動中にも機能します
Ctrl + マウスホイール 画面をズームイン・ズームアウト
中央ボタン(ホイールクリック) コンポーネントの有効化/無効化を切り替え
ファイルをドラッグ&ドロップ 回路図またはデータ表示ファイルとして開く

「選択」モードでの操作

コンポーネントや配線を選択・移動するモードです。

操作 説明
左クリック カーソル下の要素を選択。複数の要素が重なっている場合はクリックを繰り返して選択対象を切り替え。長押しでコンポーネントを移動できます。Shift キーを押しながら移動すると細かい位置調整が可能
Ctrl + 左クリック 複数の要素を同時選択。選択済みの要素を再クリックすると選択解除
右クリック ワイヤーの単一の直線部分を選択
右ダブルクリック 要素のプロパティ編集ダイアログを開く

「コンポーネント挿入」モードでの操作

新しいコンポーネントを回路図に配置するモードです。

操作 説明
左クリック コンポーネント・ダイアグラム・図形を回路図に配置
右クリック コンポーネントを 90° 回転
中央ボタン(ホイールクリック) コンポーネントを反転(ミラー)

実践ポイント: コンポーネントの向きを確定してから左クリックで配置すると、あとから回転させる手間が省けます。


「ワイヤー」モードでの操作

コンポーネント間を配線するモードです。

操作 説明
左ボタン ワイヤーの始点または終点を設定
右ボタン コーナーの曲がる方向を切り替え(横→縦 または 縦→横)
右ダブルクリック ポートやワイヤー上でなくてもワイヤーを終了

実践ポイント: 配線が意図しない方向に曲がる場合は右クリックで方向を切り替えられます。複雑なレイアウトでは特に頻繁に使用します。


「貼り付け」モードでの操作

クリップボードからコンポーネントや配線を貼り付けるモードです。

操作 説明
左ボタン クリップボードの要素を回路図に貼り付け
右ボタン 貼り付ける要素を回転

コンテンツタブでのファイル操作

プロジェクト内のファイル管理に使用します。

操作 説明
左クリック ファイルを選択
ダブルクリック ファイルを開く
右クリック ファイル操作メニューを表示(以下の項目が利用可能)

右クリックメニューの項目:

項目 説明
Open(開く) 選択したファイルを開く
Info(情報) ファイルの詳細情報を表示
Rename(名前の変更) ファイル名を変更
Delete(削除) ファイルをプロジェクトから削除
Delete Group(グループ削除) 関連ファイル(例:回路図とデータ表示)を一括削除

キーボードショートカット一覧

キー 動作
Delete / Backspace 選択中の要素を削除。何も選択していない場合は削除モードに切り替え
Enter 選択中の要素のプロパティ編集ダイアログを開く
矢印キー 選択中のマーカーや要素を移動。何も選択していない場合は表示エリアをスクロール
Shift + 矢印キー 選択中のマーカーの参照位置を変更

効率的な操作のためのヒント

コンポーネントの正確な選択: 複数のコンポーネントが密集している箇所では、左クリックを繰り返すことで重なった要素を順番に選択できます。

ショートカットキーの活用: Delete キーでの不要要素の素早い削除、Enter キーでのプロパティ即時編集は、マウス操作だけに頼るよりも作業速度を大幅に向上させます。

ズーム操作の習慣化: Ctrl + マウスホイールによるズームを使いこなすことで、細部の配線確認と全体レイアウトの確認をスムーズに切り替えられます。


まとめ

uSimmics(旧QucsStudio)の回路エディターは、モードごとに異なる操作が割り当てられており、これらを使い分けることで効率的な回路図作成が可能です。特にワイヤーモードのコーナー方向切り替えやキーボードショートカットは、使いこなすことで作業速度が大きく変わります。本記事の操作一覧を参照しながら、実際の回路設計に活用してください。


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